| 平成15年 11月 13日(木) |
地方ローカル線の行方
『最近日記短くなったね』という指摘を受けました。よぉし!んじゃあ今日はいっぱい
書くぞぉ!(笑)
といっても今日は鉄ネタです。今日たまたま『ちちんぷいぷい』というおそらく関西で
しかやってないTV番組で『上田交通廃止の危機』といった事をやってました。
*高友の人達のための鉄道講座〜
上田交通…長野県上田市の上田駅から別所温泉駅までを結ぶ単線電化の鉄道。
2両連結の列車がのどかに走るローカル私鉄。
『えぇ!!上田交通って一応(失礼)電化路線だし、東急系だから廃止はないだろ〜。
まして新幹線と接続してるし温泉もあるんだから。』と半信半疑で見てたんですが、
廃止の危機には様々な要因があるようです。
まず、上田交通は今まででも乗客1人当たり26円の赤字を出していたそうで、その年間
赤字が毎年約3300万円あったそうです。しかしホテル経営などの副業で得た黒字を
その損失にあてて何とか今までは経営してきたとのことです。
しかし、福井での京福電鉄による2度の正面衝突事故により、ATSだかATCだかの
装置を設置するように国土交通省が義務付けたそうで、その設置費用がなんとなんと
15億円!!しかし上田交通とその親会社の東急側は『その設備投資は乗客増加に結び
つく投資ではない。そんな事をすると経営が成り立たない』と、廃止の方向のようです・・・
が、そこで待ったを出したのが上田市他沿線自治体と別所温泉観光協会(だったかな?)
なんです。沿線自治体からすれば『上田交通はお年寄りの方々などにとっては貴重な足。
バスに比べても、速達性、定時性の面で優れている』とし、観光協会からすれば『温泉の
パンフレットの地図から温泉に向う鉄道が消えると宿泊客の減少に結びつく』と廃止に
反対してます。
これは難しい問題ですね。『設備投資の費用15億円は国か自治体が払ったら済むじゃ
ないか』と思う方もいるかと思いますが、国が払うとなると他の中小私鉄にも払わなけ
ればならなくなりますが、国にはそんなお金はありません。まして自治体に『15億円
払え』と言っても無理な話です・・・ちなみに上田交通、年間旅客が150万人増え
ないと黒字にならないそうです。1日当たり約4000人の増加・・・難しい数字ですね。
誰か上田交通に15億円寄付してあげてください。