2007年 5月 1日(火)

カマキリ

きのうの「三千坊山登山会」は実に楽しかった。
いつも登る山だが、やっぱりいろんな人と登るのは楽しい。
黙々と高い山を目指すのも結構だが、こんなわずか264mの低い山でも麓の水道公園から登れば、それなりに充実感がある。
何より道ばたの草花、山菜などを観賞しながら、ああでもない、こうでもないと会話を楽しみながらの山歩きは最高である。
初めて会う人なのに、ずっと以前からの知り合いのように話せるのが不思議だ。
帰り道、妻が「カマキリの巣」を採取して私の背中のリュックに差した。
畑にカマキリを放して虫を駆除させるためとか。
それを見て伏木から来たIさん(2月に三千坊の頂上で会った人)が、おかしくってならないようで言った。
「てっちゃん、カマキリって知っている…?」
そう「カマキリ」って冷酷にも生きるためにはメスはオスを最後には食べてしまうのだ。
私のひ弱な背中を見て、きっとIさんは私の運命を悟ったのだろう…。
初めて会う人も私達夫婦の「ジャガー横田夫婦」みたいな力関係が、おかしくってならないようだった。