2009年 10月 27日(火) 
天平美人
中学生の時に奈良女子大を卒業した新しい女の先生がやってきた。
天平美人を思い起こさせるような、ふっくらとした若いきれいな先生だった。
国語の先生で何度か作文を書かされた。
そして何故か私の作文に感動したと言って名前を伏ながらみんなの前で朗読されたのだった。
内容は、授業中の私は真面目に先生の話を聞いているような顔をしているが
実は全く上の空で頭の中では音楽を奏でていて指揮を振っている…、と言った事を書いたと思っている。
今、クラシックを聴いていて、ふと先生のことを想いだした。
私の、つたない作文を二度も、みんなの前で読みあげてくれた先生。
今、どうしておられるのだろう…。