2009年 3月 1日(日)

意外な出会い


きょうは調子にのって「二上山」に登った。
もともと地元の山であるが何故か、そう登ってはいない。
雪のある頃に登ったことが何回かある。
きょうは、きのうと違って、たくさんの人と触れあうことができた。
その中でも、ほんとうに奇跡かと思うような人と出会ったのだった。
山頂で食事をしようかと思ったのだが風があったので戻って「悪王子社」のある展望台の所に戻った時だった。
ひとりの方が展望しておられた。
「きのうは立山も見れたのですが、きょうはそんなに見れませんね」と声をかけると
「私は、ここからの展望が好きでして…」
登りの時にも「こんにちは」と声を掛けあった人だった。
しばらく話をしていると、その顔の面影に…。
「ひょっとしたら○○さんでは…?」
「え…?」
突然なことで、あちらもびっくりされた。
「○○です」
「ああっ!」
そう、子供の頃からの知り合いだった。
と言っても、あちらは大手の会社の「お坊ちゃん」だったから、そうつき合いはなかった。
知人から彼が「山登り」をしているとは聞かされていたので、いつかどこかで会うのではとは期待していたのだが…。
まさか、こんな所で会うとは思っても見なかった。
最近、会社が、また大手に吸収されたと聞いていたので、どうしておられるのかなと思っていた所だった。
「リタイヤですよ!」
「山はいい!最高だ!」
何十年ぶりに会ったというのに、おもしろいもので私にはその面影は分かった。
彼の方は全く分からなかったようだった。
妻が作ってきた手作りの「サンドイッチ」をいっしょに食べて、しばらく「山談議」。
昔は、近づけないような存在だった。
いや、今でも会社の重役だった人だから「平地」では声を交わせなかっただろう。
山って、そんなところがいい!
自然の環境では誰とでも平等に話しができる。
麓まで、いっしょに下りた。
「また、どこかでお会いすることを楽しみにしています!」
ほんとうに、縁のある人には、また会う事があると思った。
妻に「あの人は大きな会社の重役だった人だ」と言うと
「私、そんなこと関係ないから気楽に、お話をしただけ」
そう、山ではそんな肩書きとかは全く必用がないのがいい。

メッセージ

こんばんは【称名じじ】 (2009-03-01 22:25:00)
山では肩書きはいらない。。。確かにそうですね。良い言葉だと思いました。
RE:こんばんは【てっちゃん】 (2009-03-02 19:23:00)
「称名じじ」さんも、すごい「肩書き」を持っておられるのでは?
山に行く人には、ほんとうに「お偉い人」が多いのにはびっくりです。
私は、ほんとうに肩書きなど持っていないのですが意外と、そんな人とも、へっちゃらでお話をさせてもらっています。
ありがたいことだと「自然の環境」に感謝しています。