2015年 2月 1日(日)

呆け三昧

きょうも二時間あまりのフォーラムに参加する。
会場まで歩いて行く。
玄関の傘差しの所にビニール傘を差し込んだら何故かビニールが破けてしまった。
帰り、どうしよう?と思ったら何と会場に友人のY社長を見つける。
「あんた何でここに?」
「商工会の関係で」
そうなのだ、きょうのフォーラムは町おこしのテーマ。
その為か各方面からの参加者が目立つ。
千保川EボートAさんの顔も見つける。
何やら、いろんな人と顔を合わせて興奮気味になる。
休憩の時、にこにこして近づいてくる人がいるのだが、なかなかどこで会った人なのか思い出せない。
ものすごく親しげな感じなのに…。
話しあっているうちにやっと思いだした。
「歩こう会」でいつもいっしょに歩いている人だった。
いつもは帽子をかぶってスポーツウエアなのに、きょうは帽子もかぶらずの姿だったので私のコンピューターがなかなか的を絞れなかったのだった。
終わったあと友人の社長と8番ラーメンに行く。(きょうのパネルディスカッションのコーディネーターがここの社長だった)
真冬なのに厚着のためか汗をかいてしまう。
ブラブラとドライブしながら「お風呂に入ろう!」ということで「まんよう荘」に行く。
ここでまたまた奇遇と言うか知った人に会って、お風呂で懐かしい想い出話に花が咲いてしまう。
完全にのぼせてしまった…。
家に送ってもらう途中、大事なマフラーがないことに気が付く。
また「まんよう荘」に戻ってもらい駐車場に行くと、やっぱり雪の上に落ちていた。
「高いマフラーだから」と言うか、これは実は妻のマフラーなのだ。
ホッとして我が家に着き、着替えていたら何と今度は財布のないことに気が付く。
そう言えばお風呂に入る前に貴重品を持っていったら危ないと思ってシートの奥深いところに置いたのだった。
もう恥を忍んで友人に電話をする。
「あした会社に取りに行きます!」
もう自分が情けなくってあきれはてて、ビールを呑み、酒を呑んでいたらピンポーン。
何と友人が玄関に立っていた。(どうやら自宅に帰らず、会社に寄っていたのだろう)
「お茶でも飲んでいって」と言ったら、さっきは遠慮していたのに今度は「それじゃ」と入った。
彼に言わせると「あんたきっと奥さんに怒られてこまっているだろうから」とのことだった。
妻が暖かいシチューを差し出す。
「奥さん、俺、今年中にカミサンを見つけるから!」
離婚して淋しい毎日を過ごしている友人の強がりと言うか目標なのだろう。
「何だったら、これ(妻)どうけ?のし付けて上げるちゃ!」
大笑いだった。
きょうは彼にすべておごってもらった。
「細かいのなら俺、大きいのはお前!」
俺がまだまだ大丈夫の間は格好つけさせてくれ、と言うのだった。
亡くなったH先輩もそうだったが、ほんとうに、いい先輩、友人に心から感謝するのだった。

メッセージ

周りは優しい人ばかり【えこ】 (2015-02-02 07:35:00)
てっちゃんさん、昨日は本当に漫画のような1日でしたね。
かさ、マフラー、財布と3回もなかなかこんな事には合いませんね。

楽しく読んでいて周りには優しい人に恵まれておられると思いました。
てっちゃんさんが優しいからでしょうね。

シチューのおもてなしも奥さんも優しいですね。
RE:周りは優しい人ばかり【てっちゃん】 (2015-02-02 08:00:00)
えこさん、おはようございます!
ほんとうに今、思いだしても恥ずかしくなる数々の失態でした。
呆けと言うよりも、普段からの不注意が重なった感じです。
平素から家の中でも携帯を紛失したり財布をどこにやったかわからなくなったり…。
特に他人様の車に乗ったときが要注意だと思います。
これがタクシーだったら大変だったと思います。
ほんとうにこれからは気を付けたいと思っています。
普段は場所を去るときは必ず振り返ったりして忘れ物がないか確認するのですが何故か、車の場合は見落としがちです。
肝に銘じたいと思っています。
友人Yさんは二つも上の人で先輩と言った方が正しいかと思いますが父親同士も友達だったという奇遇な関係で、いつもいろいろお世話になって感謝しています。