2020年 7月 1日(水) 
宮島峡にて
固形燃料25gで果たして兵式飯ごうの一合の米がちゃんと炊けるのかどうか…。
きょうはそれを試したくって久しぶりの宮島峡の別荘にやってきた。
あの古びいた廃墟の家屋は完全にとり壊されてしまっていた。
いつ崩れ果てるのかと心配の反面、すっかりこの雰囲気に美観さえも感じていた。
無くなってスッキリしたが、やっぱり物淋しいものを感ずる。
エスビットに固形燃料1ヶそして飯ごうに米一合。
前回は水が多かったので今回は、きっちり一合分約180cc。
ご飯を炊いている間にガスコンロで豚ロース2枚焼く。
油に火が入り、ファイヤーになる。
これがまた家では味わえないアウトドアならばの味になり最高だ。
約25分ほどで固形燃料の炎が消え、10分くらい蒸らす。
今までの中では最高においしく炊けた!
吹きこぼれもなく、コゲも思ったほどになく高い炊飯器で炊いたご飯よりもおいしいのでは…。
一合のご飯は結構な量で身体の小さな自分には食べきれないので少し残して持ち帰ることにする。
肉も一枚持って帰る。(これがちょうどやってきた孫の、いい夕食となったのだった)
肉汁の残っていたフライパンに、ご飯を入れて食べたら、これがまた絶品だった。
このあと「熊谷」ナンバーの車でやってきた若者に出遭う。
「どっからやってきた?熊谷ってどこだい?」
「あの日本一暑いってニュースになる埼玉県の熊谷です!」
「あぁ、そうかどっかで聞いたと思ったっら、よく富山といい勝負しているね!」
てな感じで延々と話し込むのだった。
なんで、こんなに口が達者なのだろう…。
もうちょっと無口な男になりたい…。?